2016/09/27

インターンを始めて~川嶋編~


こんにちは、はじめまして。
7月からファンドレイジング、渉外インターンを始めた川嶋です。


初めてのブログ投稿なので、簡単に自己紹介とインターンを始めた理由(人権に関心を持った理由)を書いてみたいと思います。

私は現在大学生で、特に専門分野はなく、哲学やら政治経済やら創世記やらとにかく関心のあることをなんでも学んできました。そして中学生のころから愛用しているバックパックでいろんなところに行くのが好きです。


LGBTIの権利を求める運動が活発な北カリフォルニアに留学したり、アメリカのホームレスシェルターで配膳のボランティアをしたり、フィリピンの山岳民族と北欧のサーミ族のお宅にホームステイさせてもらったり、近所で働いていたフィリピン人実習生と友達になったり・・・行く先々でここには書ききれないほどいろんな人と出会いました。


フィリピンの山岳地帯の村の風景。開発と環境、人権(特に先住民族としての)について初めて考えさせてくれた場所です。



そして気が付いたことがあります。


メディアを見れば、LGBTI、ホームレス、先住民族、外国人実習生といったくくりで彼らについて語られることがほとんどですが、そういったラベルをつけられる以前に、だれでもみんな同じ人間であるということです。

お酒飲んで冗談言って、歌って踊るのが好き。本読んでぼーっとしてるのが好き。

そんな彼らは単純に私の大切な友人であります。

個々に経済的、政治的、社会的な様々な問題を抱えることもありますが、私にとって「人権」という切り口が、人種、国籍、個人の肩書きに関係なく、一番個人に寄り添えると思いました。そしてまた「人権」という視点は自分自身、身近な人についても考えさせてくれます。

という気づきを経て、アムネスティのインターンに応募し、今この記事を書いています。

半年間のインターン、精一杯頑張りたいと思います。



2016/09/08

さまよえるインターン、中川

こんにちは!
アムネスティでインターンをしている中川です。
アムネスティでのインターンも、残り一ヶ月ほどを切ってまいりました。
今日はインターンをしている中で感じたこと、そして中川がこれから予定するちょっとした挑戦をお話しします。

その1、日本でのアムネスティの知名度の低さ

……といっても私自身、インターンに募集する一週間前に初めてアムネスティを知ったのですが。
アムネスティを知っている人でも、教科書でちらっと名前見たくらい、何しているかはよく知らん。という人が多いように感じます。さらに言えば、日本国内でのNGONPOの存在感が薄いような気がします。そして「人権」という概念自体に対する意識も日本ではあまりないのかな、と思います。
アムネスティの知名度を上げるために何ができるか、そして日本国内でのNGONPOのあり方とはなんなのか、あと一ヶ月で答えが出るとは思えませんが、インターンを辞めたあとも考えていきます。


その2、苦しむ人々を本当に救うには何をするべきなのか?

インターンをしていて、毎日世界各国のたくさんの人権問題を知ります。
人権問題で苦しむ人々の力に少しでもなれば……と活動しているのですが、時折本当にこれが力になるんだろうか、と疑問を感じます
日本で毎日安全、安心、豊かな生活を過ごしている自分と、世界の人権問題とのギャップもとても感じます。
偶然にも日本で生まれた私が、苦しむ人々のために何をするのが一番力になれるのか。問題を解決するにはお金も時間もかかります。この無限ではないお金と時間をどういう風に使えば一番問題解決につながるのか。答えを出すにはだいぶ時間がかかりそうです。


その3、日本にも問題はたくさん。

国によって内包する問題はそれぞれ違いますが、私たちが住むここ日本にも問題は多くあります。
例えば、ワーキングプア、その子供の貧困、そこからくる教育格差………豊かな国だと言われる日本だからこそ存在する問題はまだまだたくさんありそうです。



まだまだ考えていることはたくさんありますが、今日はここまで。
考えることが多すぎて、頭の中がごちゃごちゃしている中川ですが、とりあえず9月のはじめから一週間ほどタイに行き、自分の考えを深めたいと思います。初めての一人旅です!
(なんでタイ?ということはまた次回お伝え致します~)
現地のアムネスティの職員の方にもインタビューできるかも!?というチャンスを頂きました。ブログでもお伝えしますのでお楽しみに!